快眠を求める人は止むことはない

眠れなくて困っている、なんて言葉はよく耳にする。少しばかり夜更かしをしてしまうと、次の日が日常的な行動を取るのも億劫になってしまうほど、睡眠は人間にとって大事なものだ。人間の三大欲求の一つでもある睡眠は人間のみならず、あらゆる生物が最優先しなければならない要素なのも有名。そんな睡眠は毎日同じ時間に寝起きすることで、自然と健康体になれるのだから言ってしまうと都合のいい体をしているとも解釈できるのではないか。もちろんこれだけしていれば良いということではないが、毎日きちんと寝ることが大切なんだと意味もなく言われてきたことを大体大人になってから実感するものだ。こぞって10代半ばから後半にかけては寝る間も惜しんで遊んでも問題無いと、そう思って自分のしたいようにしていた人もいたはず。筆者も高校生の頃は夏休みともなれば一晩中起きているなど、日常茶飯事だった。そうした生活リズムを繰り返していると、当然不健康なのだがまだ10代という力でなんとかカバーしてみても、20代に達して、30代に乗り上げ、40・50となるほど睡眠の重要性を理解することとなる。

ただ人はどうしても必要となる欲求である睡眠を削ってしまう傾向にある、理由は人それぞれだ。仕事が忙しくて寝る間も惜しまなければ終わらないといったこと、いつまでも遊んでいたいからという単純明快すぎる理由を盾に遊び続けている人、といった具合だ。学生時代はまだ後者の意見で通るが、社会人になると睡眠もまた仕事の一つだ。そもそも人間の体はその人自身にとって最大の資本だ、資本を維持するのは役目であり、義務であリ、責任でもある。体調を崩してはいけないといった理由はないにしろ、自分の健康管理を怠らないようにという台詞を誰かに言われるのは正直辛いところだ。

ただそうした体調不良が睡眠不足によって引き起こされている、といった場合も多く見られる。寝なければならない時間まで仕事をしている人が、寝ようと思っても寝付けなくて困っているといった話はよく耳にする。そうした時、人はどう解決策を導き出そうとするのかだが、それは睡眠時に使用する『枕』を変えるという選択を取る傾向にある。

枕の存在

枕は眠るときに必要なアイテムだ、どうして必要なんだろうかと子供の頃は思ったが、特別疑問に思うことなく使用していた。今更になってという部分もあるが、睡眠ってこんなに大事なことだったんだと実感するようになってからは普段使用する枕にも注意を払ったりもした。丁度その頃流行っていたのが、今ではお馴染みといえる『低反発まくら』のブームだ。筆者の母親もアメリカではその名を知られている高級枕を購入し、安眠を手に入れたと話していたので、使ってみると説得力のある枕の感触に衝撃が走る。

さすがに同じものをねだると後が面倒くさかったので類似商品でいいから購入してくれと頼み込み、それまで使っていた羽毛枕から低反発まくら(安物)を使用するようになる。材質や感触などは一流ブランドたるものとは天と地ほどの差があるようなろくなものではなかったが、購入して初日で筆者はあっという間に寝付いたことを覚えている。

ここで枕を変えて寝られなかったが定番中の定番なんだが、筆者は寝付きがいい時は即座に現実から意識を手放してしまう。低反発まくらを購入した時、その感触に浸りながら気づいたら朝になっていた。通常なら朝まで眠れなかったと嘆くのが定番のリアクションなのかもしれないが、筆者の場合については残念ながらそうしたお笑い要素はない。良いといえば良いことだが、笑いを誘うという意味ではマイナスだろう。

それくらい枕の存在は良い睡眠を引き寄せるために重要なものだと考えられている。

お茶の実枕と呼ばれる枕の存在

快眠を求める人は当然いる、そしてそんな人々から愛されて誕生した枕も存在している。色々と種類があるので一つに絞れないが、ここでは過去に話題を読んだ『お茶の実枕』について少し話をしておこう。お茶の実枕と呼ばれるものは、その名の通り枕の中にお茶の実が入っているものだ。いうなれば羽毛枕のように羽毛が内蔵されているものになっている、少し固そうだと感じるかもしれないが、睡眠を堪能するという意味ではこれ以上に適した枕はないとまで評価されている。

口コミから人から人へ伝播し、有名百貨店で取り扱われるようになってからは完売することも多々あるなど、商品としての価値が上がっていくのだった。そうして気づけば人気商品となっており、値段も『9,800円』と決して安いとはいえないものだったが、枕としての真価を堪能できる逸品としては本物だった。

人気が出た理由として

この枕が巷で好評だったことには、開発した本人が体験した実例を元に開発したものだからだという。ありふれているが、開発者も実際に不眠に悩まれており、原因を探していると枕にあると気づいた。そこから数年間にわたり、60個以上の枕を試しては失敗し、を繰り返していく中でお茶の実を使用した枕の開発への糸口を見つけ出すことに成功する。悩んでいたからこそ、消費者と同じ目線になって商品開発を実現できた、発明家としてはごく自然なことだが普通にやったら中々そこまでのデータを収集したいとは思わない。

少なからず商売として成功するかもしれないという点もあったかもしれないが、結果的にこの枕を使用することで不眠から解放された人もいたので効果は折り紙つきと言っていい。

今では手に入れるのは難しい

現在お茶の実枕を手に入れるのは難しい、というよりも既に生産が終了してしまっているのでどうしようもないといった方が正しいだろう。ただお茶の実枕というのはあくまで一例にすぎないということ、その他にも良い商品があるというのだけは忘れないように。今の御時世で開発される枕の品質は年々向上しているものだ。筆者が現在使用している枕はド○・○○ーテで購入した数千円の低反発まくらだが、睡眠に困ったことはそこまで無い。筆者は寝られる時は一瞬でころっと、そして朝まで起きることはない便利体質なのであまりあてに出来ないが、困る時だってもちろんある。

またこの枕という一つの起因を解消することで、それまで悩まされていた不眠が治ったという実例もある。嘘ではなく本当の話だ、そのため数年以上前から睡眠と枕は切っても切り離せないメカニズムと因果関係が結ばれていることが証明されている。

今でこそ常識とまで語られるくらいになった睡眠時における枕のあり方について、ここから考察を入れつつ話をしていこう。

自分にあった枕を見つけて、快眠しよう!